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今月の身体の話「運動をして、ずっと健康な身体づくりを!」
人類の歴史において何千年もの間、私たちの祖先は、食べ物を得るために狩猟生活を送っていました。しかし、進化の速度を超えて急速に発達したデジタル社会では、サバンナ時代に比べて1日における活動量は少なくとも半分に減ったと言われています。そのため、私たちの脳と身体は、未だに動くことに適したつくりになっているのです。つまり、身体を動かさずに生活することは、脳の本来の機能を十分に発揮できないということになります。運動が不十分であることによって、不安にとらわれて悲観的になり、物事に集中できなくなってしまうなど、脳のさまざまな機能が衰えてしまうと言われています。
◎「健康寿命」を伸ばすための運動とは
2022年にアメリカ心臓協会誌で発表された研究では、推奨される運動量以上の運動を行うことで、死亡リスクが低下する可能性があることに触れています。
アメリカ保健福祉省のガイドラインでは、ウォーキング、自重トレーニングなどの中程度の運動を150分以上、ランニング、水泳といった活発な運動を週75分以上行うことが推奨されています。
しかし、運動に慣れていない人がいきなり激しい運動を行うと、筋肉や関節を痛めてしまうことや、心臓への負荷によってかえって身体を壊してしまう恐れがあるため、自分にあった種目・運動量を見つけることが大切です。
◎まずは、適度なウォーキングから!
ウォーキングは呼吸をしながら行う有酸素運動にあたります。
ウォーキングをすることで、血糖値を下げたりインスリンの働きや脂質の代謝を改善したり、血圧を下げるなどの効果もあるため、生活習慣病の予防改善することにも役立ちます。
生活習慣病の予防にとどまらず、ストレス解消や睡眠の質の向上にもなり、日々の生活を健康的に過ごすことにつながるのです。
◎ウォーキングの基礎知識
健康効果を得るために1日に必要なウォーキングの歩数は、成人の場合で8,000〜10,000歩と言われています。
また、早歩きを取り入れることも、健康寿命を延ばすために役立ちます。毎日のウォーキングに慣れてきたら、少しずつ早歩きを行う時間を増やしながら、負荷を上げることがおすすめです。
また、ウォーキングは健康寿命を延ばすことに加え、ダイエット効果や加齢に伴う衰えの抑制を期待することができます。
日々の生活習慣が健康寿命を延ばすことにつながります。運動が苦手な方であれば、いつもより少し外出時間を増やしてみるなど、身体を動かすための工夫をしてみましょう!
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