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今月の健康ヒント「自律神経を整える」
◎自律神経のはたらき
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、体の働きをコントロールしている神経のことを指します。たとえば、心臓を動かしたり、汗をかいたり、呼吸を調整したりと、日常生活の中で無意識に行われている体の機能は、すべて自律神経の働きによって支えられています。この自律神経には、活動を活発にする交感神経と、心身を休ませる副交感神経の2つがあり、これらがバランスよく働いてこそ、私たちは健康的な生活を送ることができます。
◎“なんとなく不調”の正体
しかし、急激な気温の変化や気圧の上下、生活リズムの乱れといった環境の変化に体がうまく適応できないと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
本来、交感神経と副交感神経は状況に応じて自然に切り替わることで、体調を一定に保つ役割を果たしていますが、そのリズムが乱れることで、心身の調整機能に不具合が生じやすくなります。
このような状態になると、まず現れやすいのが、だるさや疲れが抜けないといった「倦怠感」です。十分に休息をとっても疲れが取れない感覚は、自律神経が常に緊張状態にあることを示しています。さらに、肩や首のこり、頭痛、めまいといった症状は、血流や筋肉の緊張がうまく調整されなくなっているサインでもあります。
また、自律神経は消化器官の働きにも深く関わっているため、胃もたれや便秘・下痢などの胃腸の不調が出やすくなるのも特徴です。夜になっても神経が高ぶったままになり、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めてしまうといった睡眠の質の低下もよく見られます。こうした身体的不調が続くと、やがて心にも影響を及ぼしやすくなります。ちょっとしたことで気分が落ち込んだり、不安を感じやすくなったりするのは、脳と自律神経が密接に関係しているからです。
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