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今月の健康ヒント「ゴースト血管ってなに?」
体の隅々まで酸素や栄養を運ぶ重要な役割を担っている「毛細血管」。老化やストレスをはじめ、様々な原因からダメージが蓄積すると、毛細血管は先端部分から徐々に細くなってしまいます。このようなダメージが進むと、血管はあるのに血が巡っていないという「ゴースト血管」になってしまうのです。血管が「空っぽ」の状態ということは、身体の必要な場所に酸素や栄養が届かなくなるということです。結果として、細胞の働きが低下し、健康状態の悪化に繋がってしまいます。
◎ゴースト血管のサイン
ゴースト血管の危険が高まっているかどうかを、指先で簡単にチェックする方法をご紹介します。
- 親指の爪を反対の手の指で力をかけながら、5秒ほど押さえる(爪が白く見えるまで)
- 手を放し、2秒以内に爪が元のピンク色に戻るかどうかを確認する
ピンク色に戻るまでに5秒以上かかるようであれば、血流が良くないサイン。ゴースト血管の予防を行うとよいでしょう。
◎ゴースト血管によって起こる不調
ゴースト血管が増え、それが長期間に及ぶと、次のような影響が表れてきます。
・肌の老化やたるみ:必要な栄養が届かないため、肌のハリやツヤが失われます。
・冷え性やむくみ:血液循環が悪化し、体温調節が困難になります。
・慢性的な疲労感:酸素不足により、エネルギーの生産効率が低下します。
・重大な疾患のリスク:放置すると動脈硬化や心疾患、脳疾患を引き起こす可能性もあります。
ゴースト血管の予防・対策は、日々の生活習慣の中で行うことが出来ます。基本的には、身体を動かしたり、温めたりすることで、血行を改善すると、全身の毛細血管まで血液が巡り、ゴースト血管の予防・改善が期待できます。冷えに注意しながら、冬を乗り越えたいですね。
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