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今月の身体の話「糖尿病を予防する習慣」
糖尿病は、適切な生活習慣を維持することでそのリスクを大きく軽減することができます。特に、食事や運動、ストレス管理といった日常の習慣が、血糖値の安定に大きく影響します。ここでは、糖尿病を予防するために意識したいポイントをいくつかご紹介します。
◎食生活の見直しがキホン!
糖尿病の予防や改善には、日々の食事が最も大きな影響を与えます。バランスの取れた食事を意識し、過剰な糖質摂取を避けることは糖尿病予防の基本となります。
特に、精製された白米やパン、砂糖を多く含む食品は「高GI食品」と呼ばれており、食後の血糖値を急激に上昇させてしまいます。代わりに、食物繊維を豊富に含む野菜や全粒穀物を積極的に取り入れることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
さらに、食事の量やタイミングも大切です。
一度に大量の食事を摂ると、血糖値も上昇しやすくなるため、3食を規則正しく摂取する習慣が大切です。特に朝食は、夜間に下がった血糖値を安定させ、1日の代謝をスムーズに働かせるために重要なので、なるべく毎日摂るようにしましょう。
糖尿病を予防するための食事は、特別な制限を強いるものではなく、日常の選択を少しずつ見直していくことから始められます。無理なく、楽しみながら健康的な食事を習慣にしていくことが、長期的な健康維持のカギとなるでしょう。
◎有酸素運動を取り入れよう
食事だけでなく、適度な運動も糖尿病の予防には欠かせません。運動によって筋肉への血流が増えることで、血液中のブドウ糖が細胞内へ取り込まれていき、血糖値は下がりやすくなります。
最も効果的なのは「少しきついな」と感じる程度の有酸素運動です。しかし、普段運動する習慣が無い場合には、いきなり激しい運動を行うと心臓への負荷が高まってしまうので、まずはウォーキングやヨガ、ストレッチなど、簡単な有酸素運動から始めることをおすすめします。
◎適正体重を保つように意識しよう
肥満は糖尿病のリスクを高めます。逆に、体重を減らすことによって、インスリンの働きが高まり、糖尿病のリスクや症状が軽減されるという研究結果も存在します。
まずは自分の適正体重を知り、食事量や運動量を調整しましょう。適正体重は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」という式で求められる体格指数(BMI)を参考にします。BMIが25を超えないように体重をコントロールすることで、糖尿病の予防につながります。
生活習慣の改善は、糖尿病に限らず、様々な疾患の予防・改善につながります。できることからチャレンジしてみてください。
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