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今月の健康ヒント「ミネラルを意識して水を飲もう!」
暑い日に欠かせない水分補給ですが、飲む水に含まれる「ミネラル」についてまで意識するという方はあまり多くないと思います。ここでは、水に含まれる「ミネラル」に着目して解説していきます。
◎ミネラルが不足しやすい現代人
ミネラルは人体に必要な栄養素で、カリウム、リン、亜鉛、カルシウムなどの総称です。ミネラルが不足すると、欠乏症として様々な症状が現れます。
しかし、ミネラルは体の中でつくることができない成分なので、食事や飲料などを通じて、体の外から摂取する必要があります。現代人の食生活では、精製された食品を食べることが多く、ミネラル不足に陥りやすいといわれています。また、乳製品や緑黄色野菜、海藻類などの食品にはカルシウムやマグネシウムが多く含まれていますが、これらをあまり食べないという方であれば、飲料水でもミネラルが多いものを選ぶとよいでしょう。
◎軟水と硬水
ミネラルウォーターのパッケージなどで、「軟水」や「硬水」といった表記を見かけることはありませんか?水に含まれるミネラルの中で、特にカルシウムとマグネシウムの量が少ないものが「軟水」、多いものが「硬水」と呼ばれます。日本の多くの地域の水道水は「軟水」で、まろやかな口当たりで飲みやすいのが特徴です。
◎ミネラル不足の方には「硬水」がおすすめ
「硬水」はヨーロッパなどに多く、日本人が飲むと口当たりが重く、すこし苦みを感じる方もいます。軟水に比べてミネラルの含有量が多いため、食事からの摂取に加えてミネラルを補給できることがメリットです。
ただし、一度にたくさん飲んだ場合や、体質によってはお腹が緩くなることもあるので、注意が必要です。
暑い時期には、汗とともに水分とミネラルが失われていきます。水分補給をする際には、ミネラルの補給も意識しながら、自分に合った水の種類を選んでみてください。
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